2023.07.15

メンテナンス

燃やす木

今日メンテナンスに行ったお客様は昨年設置したばかりなので、初めてのメンテナンスでした。

機種は AGNI-C で、触媒がついており、燃焼効率もかなり良い、煙突に煤も付きにくいストーブです。

トップには煤が多いのがよくわからないのですが、煙突掃除をしても落ちてきた煤はというと、ほんの少し。ほぼ落ちてきていませんでした。あまり使っていなかったということではなく、むしろ毎日朝から焚いたし、かなり使ったとの事。ストーブが良いのもあるし、焚き方が良いのも理由としてあります。

しかし、なぜか内部に錆が目立ったのです。あれ?と思い、燃やした燃料を聞いてみたら、建築端材を燃やしていたとの事。あ~、やっちゃったかぁ~、って感じです。建築端材を燃やしても何にも問題がない場合も多いのですが、時々ですが、悪い端材=塗料等が塗られている、防腐剤等が塗られている、塩分など含んでいる、輸入材 を燃やすと、絶対に 【錆び】 ます。何度も見てきましたので、錆の原因は燃やす材です。(浜辺のお客さんの場合は塩害ということもあります。湿度の高い地域の場合は、オフシーズンは乾燥剤をストーブの中に入れておくことをお勧めいたします。)

なので、次のシーズンは「薪」だけを燃やすようにと、注意をしました。

工務店さんや建築関係のお客さんは現場で出た端材などよく燃やしていますが、傷みが早くて、買い替えになってしまうので、注意したほうがよいでしょう。

 

それから、煙突掃除を怠って、沿道内火災が起きたら、煙突交換になってしまいますし、最悪火事になります。

 

毎年のメンテナンスは必ず行ってください。

 

薪の購入は 炎力屋 にお問い合わせくださいね。こちら https://enrikiya-maki.com/

 

来シーズンの乾燥薪、手配良し!

 

火の用〜心!で、ご安全に!